よくあるご質問
主な病気、診療内容
尿が出にくい、切れが悪く時間がかかる、
夜中に何度もトイレに行く、 尿もれするなどの症状。
50才前後から始まり、年齢とともに少しずつ進行していきます。
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0歳の男性の4~5割にあるといわれています。
尿が出にくい、時間がかかる、夜中に何度もトイレに行くなどの症状を年齢のせいと思っている男性が多いようですが、多くは前立腺肥大症が原因です。
腹部の超音波検査(エコー)で前立腺の体積を測定することで診断可能で、5α還元酵素阻害剤で大ききなった前立腺を縮小することが可能です。
またαブロッカーで尿道を広げて尿を出やすくしたり、過活動膀胱治療剤で頻尿や失禁などの症状を改善します。
2014年4月から男性機能を改善し、動脈硬化の予防、血管の若返りも効果のある薬剤も保険で処方できるようになりました。
急におしっこに行きたくなり我慢ができない、頻尿、尿もれなどの症状。
40才以上の人の12~13%、70才代では5人に1人が、80才以上では3人に1人が過活動膀胱があると言われています。
お困りの方は安心してご相談下さい。診断は問診(症状質問票)と尿検査で可能です。
希に他の病気が潜んでいるが場合があり、その時は超音波検査で検査します。
治療は飲み薬による治療が一般的ですが、失禁を治療する骨盤底筋訓練の指導をします。大切な習慣としていただくことで、観劇、旅行などの外出を楽しみましょう。
排尿時の違和感、残尿感、血尿、排尿時の痛み、発熱などの症状。 膀胱炎、尿道炎、前立腺炎、精巣上体炎などをまとめて尿路感染症といい、多くは細菌感染が原因です。尿検査だけで診断でき、多くが内服薬で治療可能です。自然に治ることは無いため、慢性化しないよう、しっかり治療しましょう。 腎盂炎になると発熱、腰痛等の症状も伴い、3-5日間程度の抗菌剤の注射が必要になります。
各種がん検診、検査、治療をします。血尿、腹痛、腰痛、排尿時痛、尿潜血、症状がないことも多い。
前立腺がんは日本人の男性のがんの中では罹患率が急激に増加しており、現在の罹患率でも肺癌、胃がん、大腸がんについで4番目に多く、
2020年には肺癌についで2番目に多くなると予想されています。
前立腺がんは血液検査による腫瘍マーカーの測定で検診が可能で、早期に発見できれば90%以上の10年生存率が望めます。
膀胱がん、尿管がんは血液検査や尿検査でがん検診が可能です。
検診で異常があれば超音波検査、エックス線検査、内視鏡などで診断します。
当院では従来の内視鏡と比較し細く、柔らかい内視鏡を使用しており、
以前使用されていた内視鏡に比較し、痛みはかなり少なくなりました。
またモニターで患者さん自身も観察することもできます。
自覚症状のない腎臓がんなどもあり、一概には症状だけで判断できません。
定期的な健診、検査が早期発見につながるのは事実です。治療もどんどん進化しています。
まずは定期的な健診が早期発見や安心に繋がります。
入院治療、手術などが必要な方は連携施設など、希望の病院を紹介いたします。術後の経過観察も安心して受診ください。
強い腹痛、腰痛、血尿などの症状。
腎結石、尿管結石、膀胱結石、尿道結石はレントゲン撮影で特定します。
大きくない結石であれば薬による治療ができます。一度結石になると2人に1人は5年以内に結石が再発すると言われています。
食事指導も合わせて行い、生活習慣で体質改善し治療、再発予防します。
(潜血、膿尿(白っぽい)など)
人間ドックや健診などで尿異常が見つかった場合、悪性腫瘍などの重大な疾患が潜んでいる場合があります。
また慢性腎炎では進行しても自覚症状がない場合があり、放置すれば透析が必要になることがあり治療、進行の予防が重要です。
尿の異常は泌尿器専門医の受診をお勧めします。
プライバシーを考慮し個室で、院長一人で診察します。
淋病やクラミジア尿道炎は性行為後の2日から3週間後に排尿時の痛み、違和感、頻尿、尿道からの排膿などが起こります。
尿検査だけで病原体の確認、診断ができます。淋菌性尿道炎では排尿時痛がありますが、
クラミジア感染では症状が軽く、自覚症状の無い保菌者も存在するため感染が広がりやすいことが問題です。
多くが内服薬か1回の注射で治療できます。
またパートナーの方が性感染症の場合は、同じ疾患にかかっている可能性があるため検査をおすすめします。
漢方治療は自然治癒力、免疫力を増強し体質改善することにより、様々な症状に効果があります。 漢方薬は副作用が少なく、また臨床試験でエビデンス(科学的根拠)が認められているものもあり、 主にそのような生薬を使用して症状緩和を図ります。
プライバシーを考慮し診察は個室で院長一人で行います。
治療の第一選択はPDE5阻害剤です。バイアグラ、レビトラ、シアリスの処方が可能です。ジェネリック製剤の院内処方が可能になりました。
※自費診療になります
テストステロン(男性ホルモン)が加齢に伴い低下すると様々な症状が出てきます。それがLOH症候群です。
①身体症状(筋肉、骨成分の低下)
②精神、神経症状(意欲低下、不眠、抑うつ、不安、疲労感、認知機能低下)
③性機能症状(性欲低下、勃起能力の低下)
④ホルモンバランス異常(多汗、ほてり)
など多岐に渡った症状が出ます。
診断は問診、質問票、血液検査によるテストステロン値の測定で行います。
テストステロン値が低下している場合はLOH症候群の可能性が高く、
2~3週間おきの注射による男性ホルモン補充療法を行い症状を改善します。
子どもの主な病気、診療内容
夜尿症(おねしょ)、包茎、停瘤精巣、陰のう水腫、尿路感染症、膀胱尿管逆流症
など子供の疾患は、早期にまず泌尿器専門医へご相談ください。
おねしょは2才児の50%、4才児の25%に見られる普通の現象です。
しかし小学校入学後も続くと生活上の支障や、心理的問題が発生します。
お泊りなどがあると親と本人に大きなプレッシャーがかかります。このような問題を改善するため生活指導や薬による治療を行います。
診断は問診と検尿、夜間尿量の測定などでおねしょのタイプを判定し治療を決定します。
治療には生活指導、行動療法、薬物療法があります。
治療薬としては抗利尿ホルモンの内服薬で70~80%が有効で、抗コリン剤も使用されます。
小児の包茎は排尿障害や包皮炎などの感染の原因になる場合は治療が必要です。
以前は手術を行っていましたが、現在ではほとんどが塗り薬で治療可能です。
停留精巣や陰のう水腫は放置すると精巣機能が低下し将来不妊症の原因となる場合があり、
停留精巣では悪性腫瘍発生の原因になります。おかしいなと思ったらまず専門医にご相談ください。